フジのおぞましい内情を解説 ~ フジテレビの第三者委員会調査報告書より
フジテレビの第三者委員会調査報告書を読了した。あまりにもおぞましい内情が赤裸々に開示されており、「今までどの面下げて他社のセクハラやコンプライアンス違反を糾弾してきたのか」「これからどんな顔でパワハラのニュースを読むつもりなのか」と、ただただ唖然とするばかりであった。
本記事はこちらの第三者委員会調査報告書について解説する。
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第三者委員会の委員長を務める竹内朗弁護士は、これまでNHK記者らによるインサイダー取引事件や東京女子医大トップによる背任事件などを調べる第三者委員会に従事し、企業法務のプロとして知られる人物だ。筆者は竹内弁護士が委員長を務めると知った時点で、容赦のない展開を予想していたが、実際には破壊力のある内容であった。わずかな調査期間でここまでの検証を行った関係者に深い敬意を表する。
総論として、フジテレビは本事案への対応の遅れと杜撰さ、ハラスメントに対する認識の甘さ、人権意識の欠如など、多くの深刻な問題を抱えていることが明らかとなったが、個人的に特に厳しく感じたのは以下の点である。