「試用期間ならクビにできる」は大間違い ー問題社員に会社が負けないための本当の手順ー

「試用期間中なら、問題があれば簡単にクビにできる」と考える経営者や管理職は少なくない。しかしその認識のまま動いてしまうと、むしろ会社側が不当解雇で負けるリスクが高くなるのだ。問題社員対応で本当に必要なのは、会社が負けないための「慎重な布石」である。では、どこから着手すべきか。
新田 龍 2026.06.04
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「100%クビにできる」を信じる会社ほど危ない

先日、Xで興味深い投稿が流れてきた。「試用期間中の社員を100%クビにできるフォーマット」があるのだという。

X投稿より(現在は削除済)

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続きは、6758文字あります。
  • まず捨てるべき発想は「すぐクビにしたい!」
  • 問題行動は、まず「事実」と「主観」を分けること
  • 指導は「言って終わり」ではなく「記録に残す」こと
  • 配置転換や教育機会も「会社が手を尽くした」証拠になる
  • 懲戒処分は「段階」と「比例感覚」が必要
  • 「日本の解雇規制は厳しい」との誤解と、解雇をめぐる不公平さ
  • 解雇より先に、退職勧奨を検討する
  • 試用期間でも「100%クビ」はない
  • 本当に必要なのは「クビの技術」ではなく「雇用終了に耐える労務管理」である

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